14. 少数意見報告書(会議規則第97条)

 


 平成20年3月14日

佐倉市議会議長 望月 清義様    

提 出 者  総務常任委員 工藤啓子
賛成委員  総務常任委員 児玉正直

少数意見報告書

 平成20年3月7日開会の総務常任委員会において留保した少数意見を佐倉市議会会議規則第97条の規定により報告します。

1. 議案番号及び件名
    議案第29号 佐倉市後期高齢者医療に関する条例制定について
           
2. 意見の要旨
 議案第29号は、平成20年度から実施される後期高齢者医療制度の申請書の受付や保険料徴収にあたり、市が行う事務や市の条例で定めることとされている普通徴収保険料の納期などを定めようとする内容です。
 政府は、医療制度「改革」で75歳以上の後期高齢者の医療費を2025年までに30兆円から25兆円に減らそうとしています。そのために、75歳以上の方には本人に収入がなくても強制的に個人単位で保険料を徴収し、支払えなければ「資格証明書」という事実上の保険はがしを行い、医療内容も一般療養者とは格差がつけられる「包括医療制度」を設けました。後期高齢者医療制度は、都道府県単位の広域連合で行われることから、市町村自治体には、事務的な仕事分担に関して条例制定が義務づけられました。しかし、提案された条例は、広域連合のひな形をそのまま踏襲し、市ができうる裁量について充分な検討がなされていません。滞納等の行為に対しての科料や罰則規定は見直すべきであり、特に低所得者に対して配慮に欠ける内容となっています。この制度が「現代のうば捨て山」といわれるほど高齢者の生存権を脅かす内容であることが知らされるに伴い、反対の声が全国に広がっています。全国の自治体数の25%を超える500以上の市町村で制度の「見直し」「中止、撤回」を求める意見書が上がっています。
以上の理由から、委員会において本条例は可決されましたが、条例制定について、反対の立場から、佐倉市議会会議規則第97条に基づいて、少数意見を報告致します。

 


以上


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