佐倉南高校が三部制定時制に移行した場合の
夜間部生徒の負担軽減を求める意見書

 

佐倉南高校が三部制定時制に移行した場合の夜間部生徒の負担軽減を求める意見書

千葉県教育委員会は、2022年、佐倉南高校全日制と佐倉東高校定時制を廃止し、新たに佐倉南高校に三部制定時制高校を設置する計画を進めている。三部制定時制は「午前・午後・夜間」と三部に分かれて授業が行われる。
しかるに、佐倉南高校は交通不便な立地で、JR佐倉駅からは2q、京成佐倉駅からは4.2qと離れており、バスが主な通学手段になっている。しかし、夜間のバスは、夜9時台、10時台ともに1便しかなく、夜間部の生徒は、バスを逃せば夜道を何キロも歩かなければならない。佐倉南高校からJR佐倉駅までは徒歩29分、また京成佐倉駅までは53分もかかる。歩道の街灯は整備されているとはいえ、崖と調整池に挟まれた夜道は、隣接する大崎台住民が「これまでも犯罪行為が起きたことがある」と指摘していることから、安全性には大いに疑問がある。
これに比べ、佐倉東高校は京成佐倉駅から徒歩19分の距離にあり、夜間部生徒も安心して徒歩通学できている。
県内の三部制定時制である松戸南高校、生浜高校は最寄りの駅からそれぞれ、13分、20分という徒歩通学可能な位置にある。また、他の夜間定時制高校もすべて15分圏内に位置している。
さらに、佐倉南高校から京成佐倉駅までのバスの学割定期代が1か月9,360円もかかることを考えれば、生徒の負担は、物理的にも経済的にも過酷になるのは明らかである。
以上のことから、夜間部生徒が安心して学べる教育環境の整備は急務のことと考え、以下の2点を強く要望する。
    
1 佐倉南高校が三部制定時制に移行した場合、夜間部生徒の通学の便を改善するよう、何らかの対策を講ずること。
2 佐倉南高校が三部制定時制に移行した場合、バス代の補助など、財政的支援を講ずること。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


平成30年9月26日
佐 倉 市 議 会
千葉県教育委員会教育長   宛

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