通園・通学路等の交通安全点検および対策に関する要望書

2021年7月13日

佐倉市長 西田 三十五 様
佐倉市教育長 茅野 達也 様

市民ネットワーク
五十嵐 智美
川口 絵未
松島 梢

6月28日に八街市で下校途中の児童の列に飲酒運転の大型トラックが突っ込み、2人の尊い命が失われ、1人が重体、2人が重傷を負う痛ましい事故が起きました。今回の事故は、運転者による昼間からの飲酒運転が一番の問題であり、運転者及びその雇い主の徹底した法令順守をはじめとした県民の交通安全の意識向上と、警察における一層の取り締まり強化が求められます。更に、今回の事故現場は、通学路でありながら歩道やガードレール等の安全対策がとられていなかったことも大きな要因です。

現在、県下では通学路の緊急一斉点検を含め、再発防止策に向け取り組んでおり、市町村教委を通じ、通学路の危険箇所や不安箇所を確認し、報告するよう求めています。佐倉市でも例年、学校・保護者・スクールボランティア等が子どもたちの見守りや危険箇所の洗い出し等を行い、市や警察に対応を要望しています。

しかし、八街市の事故直後に、市原市では横断歩道上での児童の死亡事故も発生しており、早急な安全対策が急がれます。よって、以下要望致します。

  1. 全保護者に対し、危険箇所等についての交通アンケートを実施する。
  2. これまで危険箇所として挙げられていた通園・通学路の改善を早急に実施する。特に危険な通学路にはガードレールを設置する。
  3. 危険な通学路を使う児童生徒の安全策を検討し早急に対応する。
  4. 運転者に対して、安全運転に関する周知・啓発を強化する。
  5. 歩道等の交通表示の改修を早急に警察に要望する。
  6. 小学生に対する自転車等の交通安全の指導を行う。

以上

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